よくあるご質問
Q:修理をお願いしたいのですが。
A:粘度計の型式、製造年月をご確認ください。
粘度計スタンドは輸送中のトラブルの原因となりますので、お客様にて保管しておいてください。
修理対応状況については、「販売終了品一覧」を参照してください。
また、送り方については、「修理品の送り方」を参考にしてください。
Q:粘度測定値が安定しません。どんな原因が考えられますか?
A:液体の温度は安定していますか?
液体の粘度は、温度によって大きく変化します。
恒温槽などにより温度を管理し、温度が安定した状態で測定してください。(温度は±0.1℃以内が好ましい。)
粘度計に直線性・再現性はありますか?
校正液(ニュートン性液体)で確認してください。
直線性・再現性が無い場合は修理となります。
Q:ロータが外れません。どうしたらよいですか?
A:当社の粘度計は、ロータが逆ネジとなっています。(挿入式を除く)
回す方向を間違えますと、逆に締め付けることになりますのでご注意ください。
また、無理な力を加えると、軸部を傷める原因となります。
どうしても外れないときはご相談ください。(修理扱いになる場合があります。)
Q:血液、生体液は測定できますか?
A:当社では、血液、生体液の測定はお断りしております。
また、測定した粘度計の修理もお断りしておりますのでご注意ください。
Q:粘度計を海外に持ち出す場合、どのような手続きが必要ですか?
A:当社では、国外に持ち出される粘度計の該非判定書を無料で発行いたします。
国名、最終需要先、使用目的をお知らせください。(書類はご請求ください。)
また、輸出、持ち出しのできない国があります。(詳細はお問い合わせください。)
輸出に関する書類は必ず保管しておいてください。
修理で国内に戻す場合、書類が無いと関税が掛かる場合があります。
Q:海外で使用している粘度計が故障しました。現地で修理できますか?
A:誠に申し訳ありませんが、海外での修理拠点はありません。
日本国内にて修理対応いたしますので、当社にお送りください。
当社までの往復の輸送費、保険、税金および通関手続きに必要な諸経費は原則として、お客様にてご負担ください。
修理のお見積もりは、現品を確認のうえ別途提出させていただきます。
Q:粘度計を校正したいのですが。
A:「粘度計の校正方法(PDF)」を参照してください。
Q:標準液に使用期限はありますか?
A:JIS規格(JIS Z 8809)には、以下の記述があります。
・ 標準液は、密栓し、熱及び光を避け、室温で保存しなければならない。
・ 使用後の標準液は、元の容器に戻してはならない。
・ 使用後の液を、再使用することは避け、開栓後はなるべく早く使用することが望ましい。
当社では、開栓後一年を目安に交換していただくことをお奨めしています。